読書録 #05 :「エンジニアのための理論でわかるデザイン入門」を読んで
目次
読んだ本
エンジニアのための理論でわかるデザイン入門 ThinkIT Books
- 作者: 伊藤博臣
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/09/15
- メディア: Kindle版
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Why
- フロントエンドエンジニアに転身する身として、基本的なデザインの流行であったり、考え方であったりを知っておきたい
- 読書録 #04 : Webデザイン、これからどうなるの?キーワードから探るデザイン動向の現在と未来 を読んで - kozzy’s blog の内容から派生して、興味を持った
他の人の書評
所感
読書録 #04 : Webデザイン、これからどうなるの?キーワードから探るデザイン動向の現在と未来 を読んで - kozzy’s blog の本では図鑑ベースでの事例解説がメインだったのに対して、この本ではプロセスに重きを置いていた
下記の1文が特に重要なので、引用
"デザイン"にセンスや芸術性は不要
エンジニアのための理論でわかるデザイン入門
デザインの大半は「知っているか、知っていないか」によるものが大きいのではないかと感じているのでこの文言に共感
- 敢えて必要なものを挙げるとすれば 興味・熱意・こだわり かもしれないなあ。デザインに限らずある程度の領域までは
- まさしく、ファッションにも目を向けろ、的なことが書かれていたがどうも興味が持てない(苦笑)
章ごとに書かれている事
第1章 これからのITシステムとデザインの重要性
- コンセプトの重要性について
- デザインの未来とエンジニアに必要なデザイン力の方向性について
第2章 コンセプトからデザインを思考するプロセス
- デザインの構成要素に一貫性を持たせることの重要性について
- ビジュアルは統一して、コンセプトに沿うことの重要性について
第3章 デザインの要 タイポグラフィについて
- 文字の太さ、フォントの種類が与えるイメージについて
- 欧文、日本語フォントの組み合わせについて
- タイポグラフィで気をつけるポイントについて
第4章 情報整理とワイヤーフレーム
- デザインとは何か?
- シナリオ、言葉、ビジュアルの重要性について
- ほんの編集やコピーライティングを学ぶ重要性について
- これからのITエンジニアに求められる事について
- UI に応用できる人間の近く法則を利用したプレグナンツの法則について
- Webサイト設計の基礎:ワイヤーフレームについて
- Webデザインの主流となりつつあるミニマルデザインについて
第5章 ビジュアルが世界観を想像する
- Webサイトの顔であるビジュアル(写真)の選び方について
- タイポグラフィのレイアウトの選定方法について
- 構図やレイアウトに用いられる三分割法について
第6章 レイアウトとスペーシングの方法論
第7章 色彩の基本と使い方
- 小・中学生の時にやったかもしれない色彩の基礎知識の振り返り
- PCCS の色彩トーンが与える印象について
- Webデザインにおける配色の決め方について
第8章 色彩配色の奥義 色彩調和とテクニック
- 細かな色彩理論の解説
- 配色における面積比率が表す印象について
第9章 デザイン実践のコツとポイント
- デザインの実践例について
- デザイナーの思考とプロセスについて
第10章 ライフスタイルとデザイン
- 普段の生活から「どう見られるかを考えること」が与えるスキル向上について
- この本のまとめ
Let's Try
- プレグナンツの法則 あたりは、基礎になりそうな上、応用もできそうなのでしっかり把握しておく
- 三分割法 についても知らなかった。これも把握しておく
- ジャッドの色彩調和論、というのもあるらしい
- 細かな制作物にもデザインを意識してアウトプットする
- 良いデザインの物をみる